MENU

お知らせ

当院の『パンによる窒息事故防止への取組』について

 パンは軟らかくて食べやすいように思える食品ですが「咀嚼しないで一気に喉に詰め込むとパンが硬く締まり、喉につまりやすい。唾液と混ざるとパン表面に粘りが発現しパンがつまると取り出しにくい」(内閣府国民生活局消費者安全課 引用)と指摘されています。 パンの窒息事故はミニカップゼリー等に次いで他の食品より頻度が高いといわれています。

パンの窒息リスクに繋がる要因として以下が考えられています。

  • 噛む力の低下(歯が少ない、入れ歯が合わないなど)
  • 飲み込む力の低下(舌やのどの筋力低下など)
  • 加齢による喉の形の変化
  • 早食いや1口が多い食べ方(認知機能の低下など)

 当院ではパンによる窒息事故予防のために、75歳以上のパン食を希望する高齢者に対してパン食が提供可能かどうか評価を行い、安全性を確認したうえで提供しています。